入れ歯の型取り|新小岩駅 審美歯科 早川歯科医院

入れ歯の型取り


前回,下の入れ歯の仮義歯を4個作り、5ヶ月かかった事を述べました。

この最終義歯を1ヶ月でできないのかと言われれば、
「この患者さんの場合は、同じような100点満点の入れ歯を作ることは無理」
と言えます。

初診時の患者さんの状態
● 前の入れ歯は20年ぐらい使っていたため、奥歯が磨り減って前歯だけが噛み合っている。奥歯で噛めないので前歯で噛もうとして、しゃくり上げて噛むようになり、顎関節の動きが中心咬合位(本来の1番よく噛める位置)からずれた異常な位置に収まっている。
● 噛むという事がうまくできないため顔や顎の筋肉がおとろえている。
(噛んで食べるという事を忘れている)
● 上の入れ歯と下の入れ歯の噛み合わせ(歯の配置位置)が奥歯の方にいくにしたがって下がっている(鼻聴道ラインに平行でない)ために顎関節の動きが異常になっている。

これらを本来の咬合状態に持っていくためには何ヶ月間も必要とします。

具体的に、仮義歯を使っているとどのような変化が起きるかと言うと前歯でのみ噛んでいた状態から奥歯がぶつかるようになったため顔の筋肉に力が入るようになります。その結果、顎が後ろに後退します。
この後戻りが起きる時期はその人によって違いますが、後戻りまでの時間がかかればかかるほど、うまく食べられなかった時期が長いと言えます。

このあたりから、患者さんは食事をするときに、以前食べられなかった物が食べられるようになったことに気がつきます。

そうなると治療に期待が高まり、こちらを信頼するようになってくるため治療がスムーズに進行します。

噛み合わせを高くするために下の仮義歯の人工歯を上に上げつつ、奥に行くにつれて高くなるように、上の歯は低くなるように並べます。
入れ歯の歯肉と接する部分には型を取るための柔らかい材料を盛ります。
この材料は仮義歯を作るごとに、より均一に、又、薄くなります。ここが1番、大事です。

これらの変化を急に行うと患者さんはついていけなくなるので仮義歯を何個か作るのです。
普通は1,2個ですが難症例の場合はもっと作って治療期間も長くなります。

このように仮義歯を作り、それを調整してその仮義歯から型を取るやり方をダイナミック(動的)印象といいます。、
普通はトレーに型を取る材料を盛って口の中に入れ、固まるまでよだれをたらしているやり方が多いと思いますが、私は仮義歯を最初に作るとき以外はそのやり方はやりません。

この患者さんはかなりの高齢という事もあり、治療期間中、家で食事を取る時に痛みが出ない事を最優先にしました。
ほとんどの入れ歯の患者さんは2ヶ月以内には治療が終わります。

新小岩 早川歯科医院


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